実践プログラム

実践プログラムは,TEachOtherSを用いた実践方法をまとめたものです

基本プログラム

基本プログラムは,TEachOtherSの基本となる二つの活動の実践プログラムです。 活動の管理方法,文章作成やコメントづけ(添削)の方法などを,二つの活動のタイプに即して説明します。基本プログラムを参考にして,実施したい実践に適用してみてください。

著者
徐 煉 / 張 曦冉 / 山口昌也
概要
一つの文章に対して,学生が個別にコメントして,集約した結果をグループ全員で振り返ります。
ダウンロード(PDF)
[教師用], [学生用]
チュートリアルビデオ
  1. ①(準備)使用機器とソフトウェア
  2. ②(準備)活動用の設定・学生用アカウント
  3. ③(実践管理)学生用アカウントの配布
  4. ④(実践管理)フェーズ切り替え
  5. ⑤(操作方法)コメントづけ
  6. ⑥(操作方法)振り返り

著者
張 曦冉 / 徐 煉 / 山口昌也
概要
グループのメンバーが互いの文章にコメントして,集約した結果を全員で振り返ります。
ダウンロード(PDF)
[教師用], [学生用]

応用プログラム

基本プログラムの応用例です。授業での活動の流れ,実践結果など,基本プログラムより実際的な内容を紹介します。


著者
徐 煉
概要
本活動は,学生が発表者の文章に対して質問・コメントを記入し,それをもとにグループでの対話・振り返りを行うことで,質疑応答のスキルと批判的思考力を高めることを目的とする。活動では,① 学生が発表者の文章に対し,教員が事前に設定した評価用タグを用いて質問・コメントを記入する,② 学生同士でコメントを共有・比較し、意見交換を通して理解を深めた上で,発表者と質疑応答を行う,③ クラス全体で議論内容を振り返り、教員がフィードバックする,という三段階で構成されている。
関連資料
徐 煉(2025)


著者
雍婧(原案)
張瀟尹(スライド制作)
概要
本活動は,学生が文章に対する自身の理解を他者と共有・比較する過程を通じて,読解力および批判的思考力を高めることを目的とする。活動では,① 学生が1つの文章に対し,教員が事前に設定した評価用タグを用いてコメントを記入,② 学生を小グループに分け,互いのコメントを読み合いながら意見を交換,③ 各グループの視点を全体で共有,全体討議を通して理解をさらに深める,という三段階で構成されている。
関連資料
雍 婧 (2023)

著者
張瀟尹
概要
本活動は、大学・大学院の輪読形式のゼミや授業において,受講者全員の主体的な関与と理解を促進するため、ジグソー学習法を取り入れた協働的学習を行うものである。活動では、 まず、学生を複数のグループに分け、各グループで以下の活動を行う。①学生は各自で論文を精読し、内容を理解した上でレジュメを作成する。②グループメンバーのレジュメを読み、気になる箇所に質問や意見、改善案などのコメントをつける。③グループ内で各自のコメントを共有し、意見交換を行う。④グループメンバーからのコメントをもとに、各自のレジュメを修正する。次に、教員が元のグループから各1名を選び、混成グループを編成する。混成グループでは以下の活動を行う。①各自が作成したレジュメをもとに、元のグループで読んだ論文を発表する。②発表を聞きながら、相手のレジュメにコメントをつける。③グループ内で各自のコメントを共有し、討議を通して理解を深める。最後に、混成グループでの討論内容をクラス全体に報告し、教員がフィードバックを行う。
関連資料